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Masada
死海の南岸近くにある、古い要塞の跡。2001年に世界遺産に登録された。
ユダヤ人にとって特別な思い入れのある場所であり、歴史的経緯的に
アメリカにおけるアラモの存在に近い。
マサダという名前自体、「要塞」という意味がある。
周囲からは300mほど切り立った断崖の上に広がるメサで、
紀元前1世紀ごろにユダヤの王によって宮殿を兼ねた要塞として
建設された。西暦66年、すでにローマの属州となっていたユダヤで
反乱が起こると、ローマが軍を派遣。いやゆるユダヤ戦争が勃発した。
ローマ軍はエルサレムを占領。一部のユダヤ人は難攻不落のマサダ
へと避難し、1000人ほどのユダヤ人による籠城戦は2年以上続いた。
しかし兵糧攻めにより、西暦73年に一部の女子供を残して集団自決。
ユダヤ戦争はローマの勝利に終わった。
歴史上から消滅したマサダは、1842年に再発見され、イスラエル建国後
に本格的な発掘・研究がなされた。メサ上までロープウェイが建設され、
遺跡も浴場跡など一部が復元されて観光地化した。
民族悲劇の地でもあり、イスラエル軍の入隊式がここで行われ
「マサダは2度と陥落させない」と誓うという。
2009年11月01日
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